リベルテ365時間

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超・殺人事件―推理作家の苦悩 [東野圭吾]

2005.10.12 Wed 04:15



まさに推理小説家の苦悩がテーマの短編集である。
税金対策や、理系、高齢化、長編小説、読書機械などを
ミステリと絡めて、出版業界を皮肉った作品だ。
しかし、どれもこれもひねりが甘く、小さくまとまった印象を
受ける。
特に、超理系殺人事件や、超長編小説殺人事件は現実感が
あまりになさすぎて読者がついていけないのでは、と思う。
超読書機械に関しては、読者に対する希望でもあり
「本当の意味での読書とは何か?」という
作家である自分に対する挑戦でもあると感じられた。

あっさりとしたミステリを読みたいときにはよいのでは
ないだろうか。

評価★★☆☆☆きね

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